インテルローマ使用感4

  MFダミアーノ・トンマージ(ローマBE06)
  ローマ使用感参照。こちらでは左や真ん中でのボランチ起用も行った。左右真ん中どこにおいても遜色なく機能する。前述してくどいのだが、攻撃のテンポを速くするような動きはないが、その守備の安定性を高める機能はすばらしい。

  MFシモーネ・ペロッタ(キエーボ NO60 02−03)
  国籍イタリア 能力値13/14/12/16/15/18 スキル ハードプレッシング 連携B
  定番のカード。主に右側のボランチ、火急時にTOP下として使用。かなり優れた守備性を誇る。BCで組むなら外しがたいカードであると思う。実のところ同じポジションにおくのなら、コバチでも可能で、コバチの方が短時間では有力だと思う。しかしペロッタの能力は守備力を誇るだけではなく、怪我が少なく短い、一試合たるまないスタミナという利点が大きい。インテルローマでは、ボランチポジションの控えの立場として、チームの安定を支えてくれた。TOP下は適正が正直02−03の場合低い。DFラインが近いと安定したパスだしができなくなる。このあたりが05−06との差異だと思う。控えでなぜかあんまり一緒につかった記憶のないマテラッティを黄金になってるのは私の中での不思議不思議。当然呼び出しをかけるようなことはない。BCかつ代表つながりなのだろうか。

  MFマルティン・デミチェリスバイエルン NO136)
  国籍アルゼンチン 能力値12/15/15/15/13/16 スキル 優雅なボールタッチ 連携B
  左側ボランチで主に使用。優良と言われるカードで、ボール奪取の丁寧さやパワーがあるせいか転かされることもない。しかし優良という名前に引かれて使用すると、その守備範囲のせまさで泣いたり、いかり狂ったりする可能性もあるかもしれない。インテルローマは、まわりが動き回る子ばっかりだったので、その安定した場所にいてくれることが非常にありがたかった。ただ、カバーリングをする意識の狭さは特に対人戦での左側の穴をつかれるとき顕著にでた面は否めない。ただ連携が改善されるとやや改善された。しかしあからさまに上手のプレイヤーには一目瞭然なのかしんどかった。DFラインでも使えると聞いたので何度か使用したが、それなりに使える。突発事やテンションバッドの際の代用と割り切るなら十二分に。

  MFステファノ・フィオーレ (バレンシア NO217 04−05)
  国籍イタリア 能力値15/12/17/12/14/14 スキル 鋭敏なカットイン 連携C
  TOP下および、左サイドで使用。スタンコビッチ欲しかった(笑)TOP下のトッティの控えとして採用。TOP下適正の高い白のBCを探して思い出した。パスセンスはかなり軽やかでいいが、数値ほど守備性はない。はっきりそのDF値は飾りです。シュートは威力こそ低いが枠内への精度は悪くないのでこぼれ球押し込みのような時には有益。キープ力はそこそこ以上にはあり、決定的なアーリークロスやクロスをあげてくれる。いれて損を感じさせず、チームとしての構成上の安定を維持してくれたと判断してる。


  MF総論
  インテルローマは全冠、店舗代表という目標がありそのために作られたチームであるということから、6−7バックを意識しており、その分トンマージ以外のMFには代用とフォー・ザ チームという感じの控えとしての役割と汎用性を求めた。ここにいるメンバーはそれをかなり高い状態で充分に満たしてくれたと思う。しかしその要求故に、彼らの出番は他のポジションの選手と違いかなり減ってしまったのも否めない。MFの薄いこの状況が05−06バージョンの本質に近い部分になるのではないだろうか。