とりあえず、仕事の契約満了まで後一月足らず。がんばろう。

 最近というかほとんど7月末に4月に入った新人のI君がいなくなってた。そこそこ面倒を見てあげてたのに退社の時挨拶もなしかと思っていたけど、実際若干違ってた。

 彼は身長がかなり高い人間で、新人として5Fに配属になった。正直いって介護とかに向いてそうな感じは私の目からみてもなかった。まあパート契約の私とちがい、指導にはTさんという介護福祉士がついてたようだが、若い彼女らの指導については微妙だなと思ってみてた。彼女らは彼がなにができるかというのを把握せず、することをいうんだけが、モップひとつかけたことがないという彼にああいう言い方をしてもということは傍目からみるとそれなりにあった。それでもTさんはまじめな人でちょっとづつはよくなってたと思う。ただ元々5Fは人に対して寛容というのがとぼしい人間TUさんが幅を利かせている場所で、彼は彼女に当然のごとく嫌がらせをされはじめた。
 有能で人当たりもよいTさんはその能力を認められたのか6Fのリーダーになっていった。そして会社は彼の指導にTUさんをあてた。TUさんは前任の5Fのフロアリーダーと一緒に利用者さんの排泄のミスに、そういうことをするから奥さん浮気とかしてるかも、のようなことを言っていじめたり、部長に私かわいがられてるからといって、他のフロアを含む色んな人の密告を行うような、仕事ができるということはともかく、人品はアレな人だ。結構しんどそうだった。
 私は6月から悲しいことに基本業務をはずされ清掃中心の雑務にまわされ各階を回るようになった。回るようになって、あそこに配備されたのは運がなかったなと正直思った。
 そうこうしてるうちに彼は正社員待遇から、技術未熟なため、見習いパート待遇に条件を下げられた。まあこれは夜勤が任せられないという意味合いが強いがそれでも面白いものではないだろうと推測する。
 でも7月の後半にした研修ではなしたときはやる気はあった。

 そうこうして8月、このところ彼とあわないなと思ってると、別のCWから彼が辞めたことを聞く。だいぶ気もつかってやったのに仁義のない子だなと思ったが、なんかおかしい感じがしたので聞いてみると利用者さんに暴力をふるって辞めることになったようだ。

 ここからは推測ですが、会社としては彼に自主的に辞表を書かせるためにTUさんの下においてたんじゃないかなと思える感じがある。普通だったら利用者さんをCWが殴るとか事故報告書であがってこないといけないのに、ヒヤリハット報告。私はこの手の不祥事が一回目即発見より、常習、疑いを持っておいかけるという感じの発見のほうが多いと思っている。そんで対応が、彼の親を呼び出し、因果を含ませて即時に辞表をかかせ、利用者さんのご家族にはもう退社したのですみませんでしたと、して鎮火をはかる。その手際よさはこういうことが介護施設では日常なのかな。
 ストレスの多い環境で過負荷になるほどストレスをまさせて、なんかのトラブルを起こすか、精神をやむようにするか、いやけからの辞表提出というくもの巣はったようなやり日常だとすればそりゃ離職率あがるわと。
 
 とりあえずメモ書きの書きなぐりを記しておく